法人成りで借りた銀行ローン1,000万円 其の一 スピード融資でしたの続きです。
法人成りして最初の銀行融資(あえなく延滞、破綻ですが)の契約書を見直してみると、債務者がパンダの運営一人法人、連帯保証人がパンダの金銭消費貸借契約証書、資金使途は運転資金となっています。
返済方法:毎月20日の167,000円
利率:年1.66000%(年365日の日割り計算)
利息支払いの時期・方法:1ヶ月毎の20日に次回支払日までの分を先払いする。
はぁ、利息は先払いだったのですか・・知らなかった。
損害金:この約定による債務を履行しなかったときは、支払うべき金額に対し年15.00000%(年365日の日割り計算)の割合による損害金を支払います。
わぁお~。損害金が年15%ということも知らなかった・・、ただこれは保証協会の損害金が14.6%とか言ってたから保証協会の方が安いんじゃないの?
う~ん、借りるときには契約書なんかじっくり見ませんが、こうやって見直してみると保証割合が100%信用保証協会なら、銀行はまったくリスクなく貸し付けしている訳ですね・・
「信用保証決定のお知らせ」という、信用保証協会の書類も見直してみると、
制度:小規模事業者2
保証割合:100%
責任共有保証料率:年0.4700%
信用保証料:一括支払い、129,250円を取扱金融機関を経由してお支払い願います。
実際にパンダが支払う利息は1.66% + 0.47% = 2.13%ということですね。
1,000万円借りると年に213,000円は利息と信用保証料で消えるということですね。
今となっては遅いですが、本当に必要ではないお金はじっくり考えて気軽に借りるべきではなかったかもしれませんね。
後悔先に立たずです。
あと、「団体信用生命保険 お申込みについてのご回答」なる書類もありました。
【ご回答】
「加入申込書兼告知書の内容により、団体信用生命保険へのご加入をお引き受けいたしかねます。ご意向に添えず申し訳ございませんが、あしからずご了承賜りますようお願いいたします。」
なんとも無機質な回答ですが、パンダ自身心療内科に通うということが生命保険に加入する際の大きなハードルになるとは思ってもいませんでした。
心療内科の先生が言うには、あえて病名をつけると「不安障害」とのことでした。
パンダの場合、どこか体の調子がおかしくなった場合すぐに病院に行く方です。
歯、眼、胃の調子、切り傷、頭痛等、おかしいと感じたらすぐに病院に行って薬を処方して頂いていました。
生活をしていてイライラ、不眠、将来への不安等感じたことはありませんか?
パンダは深く考えずすぐに心療内科に行って、睡眠導入剤、抗不安薬を処方してもらいましたが、影響の大きさを知っていれば躊躇して行ってなかったかもしれません。
これって、矛盾というかスッキリしませんね。
もし自分になにかが起こって家族が困らないように不安を解消するのが保険の役目だと思うのですが、将来への不安を感じて病院に通ったひとが安心を買える保険に入れないとは・・
黙っていたら生命保険に加入できたでしょうが、告知義務違反になりますから注意しましょう。