前回の本人開示記事
クレヒス積んで、2度目の本人開示
平成21年にアメリカンエキスプレス、楽天クレジットと立て続けにクレジットカードの審査を落とされ、 クレジットヒストリーの大切さを痛感しました。
クレジットヒストリーの無い「スーパーホワイト」は、クレジット会社からすると法的整理後のホワイト状態との見分けが付かない、「疑惑のホワイト」です。
前回の本人開示でリベンジを誓ったパンダですが、スーパーホワイトを脱出してクレジットカードを取得するべく8ヶ月間クレヒスを積みました。
そして、十分とは言えないがクレヒスを積むことに成功し、リベンジをするべくクレジットカードの申込みを何件か行いました。
以前ならネットで申し込んで次の日にはお断りメールが届いていたものですが、結果から言いますとこの時点でパンダの財布には3枚のクレジットカードがあります。
そうです、勝利したのです(笑
今回は前回開示からのクレヒス実績がどういう形で個人情報機関に登録されているか、開示してみました。
ちなみに、新卒や学生さんのクレヒス無しはプラス要因です、ある程度年齢を重ねたパンダのような人間のクレヒス無しはマイナス要因です。
ですので、新卒や学生さんはこのレポートは参考になりません。あしからず。
初めの一歩、スーパーホワイト脱出方法
クレヒスを積むためクレジットカードを申し込んでも、クレヒスが無ければ審査に通らない。
ですが、クレジットカードを作らないとクレヒスが残らない・・・。
とにかく何らかの形でクレヒスを残さないと永遠にクレジットカードは手に入らないということです。
そうです、勝負はいかにして1枚目のクレジットカードを取得し、クレヒスを残すかというところです。
良好なクレヒスさえあれば2枚目以降は比較的簡単・・なはずです。
前回の本人開示を行ったあと、早速パンダはクレヒス作りを開始しました。
闇雲に申し込んでも審査に落とされるだけというのは、楽天クレジットとアメリカンエキスプレスで経験しましたので、 クレヒスを作る事を最大の目標にして以下をポイントにカードを選びました。
- CICにクレジット情報を登録するカード
- 国際ブランドにこだわらない、クレヒスを積めるならハウスカードでもいい
- 使い勝手は2の次で目的はクレヒス作り
- 審査が甘い
そんなカードあるの?
と思うところですが、これがあるんです。
某通販会社のハウスカードです。(当時の話ですが・・)
律儀にクレジット情報を毎月CICに登録してくれますのでクレヒス修行には最高です。
申込みはネットで出来ますが、審査に落ちない為、パンダは念には念を入れてキャッシングは0円希望(キャッシング枠無し)で申込みしました。
程なく在籍確認もなくカードが届きましたが、なんとカード限度額はショッピング5万円、キャッシング0円ww
クレジットカードでの信用はほとんど無いに等しいパンダですねww
後はこのハウスカード(VISAやJCBの国際ブランドなし)で買い物するだけですが、ハウスカードなので某通販サイトの買い物しか使えません。
しかもあまり欲しいものがなく、見るからに安っぽい・・・・
デメリットとしてはここですね。
買いたいものが無くてもクレヒスを得るために買い物をしなければいけない・・・・
しかも毎月ちゃんと支払いしたというクレジット情報($マーク)は6つ位は並んでないと、あまり評価されないと聞きました。
そしてパンダは3万円ほどの机を購入しました。
しかも6回払いの分割払いで。
なぜ分割かというと1つの商品を分割で買って6回ちゃんと払えばCICに6個の$マークを付けてくれますし、 なによりこの通販サイトには欲しいものがないので、この1回の買い物でクレヒス作りを終わらせたかったからです。
この情報はちなみに某掲示板から情報を得ました。
別の方法としては自動車ローンなどでクレヒスを積む方法も一つの手らしく、自動車ローンは自動車本体が担保になるので審査は通り易いらしいです。
クレジットカード申込み
10月に某通販サイトのハウスカードを取得し、すぐに机を6回の分割払いで購入。
少し早いかと思いましたが、支払いが4回を過ぎた頃からクレジットカード申込みを開始しました。 申込みは全てキャッシング枠無しで申込み。
- AMEX・ビジネスゴールドカード
合格、目安40万円
- シティゴールドカード
不合格
- ファミマTカード
合格、S10万円 C0円
- ライフマスタービジネスカード
不合格
- JACCSカード
合格、S30万円 C0円
AMEXとライフは在籍確認の電話がありました。
シティゴールドカード、ライフビジネスカードの敗因は、他社借入残高に制度融資の1000万円を記入したからだと思います。
今回本人開示しましたが、信用金庫からの融資1000万円はKSC、CIC、JICCどこにもありませんでした。
開示するまでは制度融資の1000万円のクレジット情報がKSC(全国銀行個人信用情報センター)に登録されているものとばかり思っていたので、 AMEXとシティとライフには残高1000万円と素直に申告。
AMEXはそれでも合格しましたが、シティとライフにはそれがネガティブな申告に映ったと思います。
AMEXはKSCの会員ですが、シティとライフは会員ではないので素直に申告する必要はなかったです。
それよりも申し込む時点で本人開示を行っていれば、制度融資の情報が登録されていないのが私自身解った訳ですから、 完全勝利を目指すなら本人開示すべきでした。
シティカードは申込み情報が消えてから(9月以降)再度リベンジしてみます。
個人信用情報はこうなっていた
今回のクレヒス作りからカード発行までの内容を知りたくてKSC、CIC、JICCに本人開示を行いました。
当時(平成22年当時)の資料を引っ張り出そうと色々探しましたが、原本が残っていなく当時カメラで撮った写真しかありません。
見難いと思います、申し訳ありません。
- CIC
ほぼ全ての取引が登録されていました。
某通販サイトのハウスカードですが、しっかりと取引状況を登録してくれていました。
クレジット情報に$(入金のしるし)マークが並ぶと良いクレヒスになります。
結果的にこのクレヒスのお陰でカードが発行された訳ですから、感謝しないといけません。
ちなみに3月にAMEXカード発行だったのですが、4月28日に再度途上与信をかけていました。
これはパンダが限度額を上げて欲しいとAMEXに連絡した時の与信だと思います。
AMEXは40万円の目安(AMEXは限度額と言わずに利用目安という)でしたが、仕事でも使うので増枠の手続きをして200万円になりました。
- JICC
AMEX、シティカード、ファミマクレジット、ライフ、AMEX途上与信が照会をしていましたが、JACCSは照会をかけていませんでした。
JACCSカードは新規与信ではCICしか覗かないみたいです。
某通販カードもAMEXも取引状況はJICCには全く登録されていませんでした。
- KSC
AMEXの新規与信、途上与信、クレジット情報(取引情報)だけでした。
保証協会保証の信用金庫からの融資1000万円と日本政策公庫の借入は一切掲載されていませんでした。
事業性の銀行融資はKSCに登録されないみたいですね。
登録されないことを知っていればシティとライフは合格してたと思うので残念なことをしました。
しかし、AMEXは毎月の取引状況を信用情報機関に一々登録しないようで、支払い状況等の情報は全く記載されていませんでした。
クレヒス、ないとあるとで大きな違い
お陰さまでそんなに苦労することもなく3枚ものクレジットカードを作ることができました。
しいて挙げればクレヒスの為に、欲しくもない買い物をしリボ払いを半年も続けたことでしょうか。
考え方を変えればクレヒスをお金を出して買ったともいえるでしょう。
さすがに今の若者でクレジットカードが嫌いで現金主義という人は少ないと思いますが、 クレジットの情報をその人物の社会的信用に置き換えるクレジットスコアという考え方も耳にするようになりました。
今回のように個人信用情報が信用機関に登録されていないスーパーホワイトと言われる人種が、 ある日人並みにクレジットカードを持とうと思っても審査に通らない、相手にされないということは結構耳にします。
職業や収入、地位だけでなくクレジットヒストリ(クレジットスコア)が社会的信用の一つの判断材料として利用される日が近いうちに訪れるかもしれませんね。
※この情報は当時のパンダが開示請求を行った時のもので、手続や信用情報機関への登録等最新の情報ではありません。
パンダもローン滞納⇒破綻しましたので、一度最新の個人信用情報の開示を行ってみようと考えています。
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