滞納継続中に届いた、キャッシングローン残高通知書
先日パンダがブログを公開している話を友人にすると、その友人は過去三井住友VISAカードを滞納の挙句、時効も過ぎたと話してくれました。
なんとも几帳面な人間で当時の三井住友カードからの督促書類等もまだ持っているといって、一部を見せてくれましたw
これがその一部の「キャッシングローン残高通知書」です。
永らく滞納して電話にも出ず、郵便物等も無視していると以下の通知書が届いたと言っていました。
クレジットカードショッピング利用が5万円、
キャッシング一括元金が120万円、
キャッシングリボ元金が96万円、
キャッシュローンが52万円程度、
代位弁済までのキャッシングリボ未収利息 4万円
キャッシング一括未収利息 27千円
合計約280万円。
それに対してなんと遅延損害金が170万円弱w
合計450万円也
これはもうどうしようもないですね。
遅延損害金について・・・キャッシング一括・各種ローンは年率20.0%(平成19年11月30日以前は年率21.9%)カード利用代金は年率14.6%で計算しおります。
と遅延損害金の利息が20%程度になっておりますので、キャッシングやキャッシングのリボ払いにはバッチリ20%程度かかりますので、170万円もの遅延損害金になっております。
この利率を見るとやっぱりキャッシングやキャッシングのリボ払いは利用すべきではないと感じますね。
この友人はクレジットカード1枚で280万円借りれるって結構良いお客様だったのでしょうね、この事故まではw
三井住友カードの債権回収会社がSMBC債権回収株式会社となっており、
<長期分割返済のご相談>にも十分応じさせていただいております。
尚、遅延損害金の大幅な減額のご要望にも、お答えする用意がございます。
との、非常に譲歩した内容のお手紙です。
三井住友カード側もこれで債務者が分割返済の意思を見せたり、一部の遅延損害金の入金をすると時効がそこでリセットされるので裁判前の最後の手段というところでしょうか?
その友人は滞納すると決めると即座に家の電話番号と携帯の電話番号も変更して書留などの郵便物を直接受け取らないように、家のチャイムが鳴っても滅多に出なかったと言っていました。
ただ、地方の都市になるからかもしれませんが、友人の話によるとあまり訪問や督促状などは来なかったと言っていました。
また、三井住友カードからは裁判すら起こされなかったと言っていました。
そう考えると三井住友カードの取り立ては緩いですね。
ここから先の対応はカード会社によって全く違うらしく、残債が50万円程度でもすぐさま訴訟を起こすカード会社もあれば、時効である5年間は督促状などの送付にとどまり、時効寸前に債務名義を取り時効を10年延ばすカード会社もあるようです。
モビット、三井住友銀行カードローンも滞納から時効成立
この友人はその他に、モビットから160万、三井住友銀行カードローンから30万円借りていたらしいが、どちらも一切電話にも出ずにげ滞納し続けたらしいです。
不思議なことにその友人はこの2社からの督促や取り立ては文書で1回程度通知が来ただけでそれ以外は殆ど記憶にないらしい。
別にその友人が記憶喪失というわけではありませんが、それぐらい取り立てが印象にない程度のものだったそうです。
もちろん、電話番号も即座に変更し昼間は仕事に出ており家に取り立てに来ても債権回収業者とは会いません。
当時は仕事も転職したと言っていましたから、相手からしたら接触のしようがありません。
何か月かその状態が続くとあとは儀礼的な督促ハガキや上記の残高通知書が送られてくるだけだったそうです。
そう考えてみると一人の人間が借金払わず時効まで頑張ってやろうと腹をくくると、取り立てする側(債権回収業者)はどうしようもないかもしれませんね。
一人の人間をそこまで追い詰めるコストや必要な人員と、債務者から回収できる金額をバランスにかけると、損金として貸し倒れ処理をして法人税を減らす方が得かもしれませんね。
ただし、これは相手が民間の企業の場合であって税金は裁判等を起こさなくても銀行口座を差し押さえできたりするので税金の滞納はやめておいた方が無難です。
[…] カード会社の取り立て。「キャッシングローン残高通知書」 […]